【感想】ジャック×ダクスター

ジャック×ダクスター 旧世界の遺産


・ジャンル アクション

・開発 ノーティドッグ

・CMを見て思ったこと
一度見たら忘れない。
上に貼った動画とは別のバージョンが、俺たちずっと友達だよな!もし俺がイタチになっても!みたいなCMだった気がする。
このCMを見てPS2が欲しいと親にねだった。
自分はここからゲームにどっぷりはまっていった。


スーパーマリオ64をオープンワールドにしたようなゲーム
クラッシュバンディクーのような奥スクロール感が強く、無双シリーズのような敵の倒し方よりもジャンプを起点にしたアクションで敵を倒す場面が多い
バイオハザード5やメタルギアシリーズのようなトライ&エラーが好きな人向け

・良かった点
難易度調整が絶妙で、簡単すぎず難しすぎない
→プレイヤーキャラクターが体力が4つで0になると死亡する。しかし大抵は落下によって死亡するため、この体力設定は敵の処理を誤った時に有難い
→制限時間や、強制スクロールがつくステージがあるがそれもぎりぎりクリアできるように調整されている

残機制ではないので何度でも挑戦でき、チェックポイントから再開しロード時間も1秒ほど
→この仕様が調度よいと感じる難易度に作られていて、10分ほど頑張ればどのステージもクリアできるようになっている

チェックポイントの位置が絶妙で、オープンワールドにありがちなステージ間の移動中に感じるストレスが軽減されている

マップ上に落ちている時間限定で使える、加速、回復、遠距離攻撃、攻撃力アップのアイテムの配置が良い
→プレイヤーキャラクターが強化されてさくさく進めていける爽快感
→また時間制限のために生まれる緊張感?が良い

細かな背景まで書き込まれたグラフィック、時間経過で変化する太陽の位置など視覚的に飽きることがない。
→今作では昼と夜で性能や挙動が変わるものはない。PSP版はソニックワールドアドベンチャーの様に昼と夜でゲーム性が変わる仕様が追加された

オーブ(マリオで言うコイン)やテイサツバエ(マリオで言う青コイン)といったアイテムの設置位置が考えられていて、探さないと取ることができないが高度な技術は必要ない
簡単に派手なアクションを出すことができ、それらを使用するギミックが多く存在する
 →ジャンプとパンチを組み合わせたヒップドロップや、パンチとジャンプを組み合わせたアッパー、ジャンプと回転蹴りを合わせた滞空時間を延ばすジャンプ、回避移動とジャンプを組み合わせた大ジャンプなど

つまらなかった点
キャラクターの会話に字幕がなく、2度と聞けない話が多い
ストーリーが面白くない
 →○○が盗まれた取り返してくれ…の繰り返し
キャラクターは主人公たち以外基本的に使い捨て

プレイヤーキャラクター(ジャック)が死亡した際に、相棒(ダクスター)による煽り演出が入るが非常に憎らしい
 →死んで覚えるゲームなので各ステージで必ず見ることになる
 →通算死亡回数が一定になるとこの演出がなくなるのは良い仕様
ステージは広大だがマップがない
強化アイテムは、時間で無限に復活するために難易度が下がってしまう
 →特に遠距離攻撃ができるアイテムは安全に遠くの敵まで倒すことができてしまう
アクションは多彩であるがそれを受けきれる敵がいない
 →基本的に敵は一撃で死んでしまう
 →しかし終盤では敵に囲まれる場面が増え
無双シリーズのような感覚でコンボを
決めていける

カメラの位置が良くない
 →コナミカメラの特許ゆえ、壁の近くに
キャラクターがいると画面が安定しない

・どう直すか
デザインが悪いわけではないが、
キャラクターのデザインが明らかに
日本人向けではない。
 →超人的なアクションが多い上に、
人間がイタチに変えられたという設定が
あるのだから、
風のクロノアのような獣+人のような
デザインにしても良いと思う。
ストーリーを進める楽しみはストーリーを作りこむしかないが、キャラクターを使い捨てることに関してはお使いイベントなどで解消できると思う。

強化アイテムに関しては拾うたびに貯めておいて、使用したいときに使用して止めたいときに止めることができる仕様にする

プレイヤーキャラクターが死亡した際には、相棒からは煽りではなくヒントが貰えるようにする

2017年01月11日