【感想】御城プロジェクトRE~CASTLE DEFENSE~

御城プロジェクトRE~CASTLE DEFENSE~

・プレイしたきっかけ
艦隊これくしょんにハマっていた友人から勧められたことがきっかけ。
お互い城に興味があったことがあって話のネタになるかと思って始めた。
実際、城娘と実際の城を見比べながら数時間話し込むこともある。

・どんなゲームか
艦隊これくしょんの艦隊を城にしてゲーム性をタワーディフェンスにしたようなゲーム
タワーディフェンスだが、ステージに配置できる人数は最高で8人
その8人を巨大化させて守備範囲を広くして殿を守る

・良かった点
時間で回復する気を使ってキャラクターを巨大化させて強化していくゲーム性
 →城娘を大きくすることで攻撃力、回復力、その範囲が強化される
 →限られた人数で殿を守る(=人海戦術は通用しない)ので、戦略性が増している
最大まで巨大化させることで発動する特技と時間経過で使用できる計略があり、使い分けで状況をひっくり返すことができる
→特技と計略は、キャラクターの元になった城に因んでいるものがあるので、城好きにはうれしい
要するに、
城娘が強くなる、特技の発動によって巨大化する面白さがあり、
計略の存在で一定時間殿を守るということにも面白さが見いだせるようになっている。

殿以外にも守る対象である蔵が存在し、守り切れば報酬が増える
 →限られた人数でどれだけの蔵が守れるかという楽しみもある

・つまらなかった点

チュートリアルがない
→キャラクター毎に平地、山、水などの属性?があるが、それがゲーム中にどう生かされているのかが分からない。
→計略の説明に1ウェーブ間効果持続、とあるがウェーブとは何かという説明がない
→チュートリアルがないために(というわけはないが)初期の相棒になるキャラクター(ポケモンで言うフシギダネ)が存在しない
→どんな敵がいてそれに対してどのような攻撃が有効なのかが全く分からない
出撃に必要なスタミナの消費が激しく、回復が非常に遅い

1度出撃するのにスタミナ50を消費なんてことがざらで、それを回復するのに50×5分で4時間以上かかる
→スタミナの最大値は150程度なので3度出撃すると半日プレイできなくなる

レア度の低いキャラクターを活躍させることができない
→性能が低く、進化や改造もできないためレア度3以下のキャラクターを使用する場合には高難易度のステージはまずクリアできない

難易度が高い
→イベントは序破急離結の5段階の難易度が選べるが、レア度の高いキャラクター(レベル40/80程度)で固めたパーティで挑んで考え得る最高のプレイをしたとしても急あたりまでしかクリアできない
→コンティニューは不可である

10連ガチャのうまみがない
→得点がキャラクターのレベルアップに使用できるアイテム(高難度のステージ10回分程度に相当)がひとつ貰えるだけで、レア度の高いキャラクターを引くことができるわけではない

キャラクターのレア度に統一性がない
→国宝の松本城がレア度5で、町中にちょこんと立っている神社程度の規模である広島城がレア度6など

挙動が非常に重たい
→アップデートの度に容量が軽くなっていくので改善はされているようだが、それで

フリーズが多発する

武器強化にはもとになる武器と同じレア度の武器が必要
→レア度3の武器を強化するにはレア度3の武器が必要で、レア度が低くても高くても強化に使用できない

武器の入手方法がない
→ガチャもなく、曜日クエストでの入手が可能だがどのような確率でなにが入手できるのかも明確化されておらず、白猫プロジェクトのように施設で作ることもできない
→確率で強化の成功失敗が決定するので、運が悪いとすべての武器を無駄に廃棄したという結果になりかねない
→さらに言えば、武器の強化の成功確率を上げるためには施設の強化が必要だが、その施設の強化に城娘なら34人、強化専用のキャラクターでも20人必要になる
無課金でアイテムを使用して引くことができるガチャの性能が非常に悪い
→統計ではレア度4(パーティに3人以上入れるのは辛い性能)が引ける確率すら1パーセント程度

HPが0になってしまったキャラクターは経験値が半分になる仕様
→それゆえ難しいステージに挑むほどキャラクターが育たない

・自分ならばどう直すか

ゲームの面白さ以前に、ソシャゲが流行る以前の実験的なゲームなのかと錯覚するような、ユーザーに対する配慮のなさが目立つ

タワーディフェンスとしては面白いと思うが、運営がその良さを殺してしまっている

タワーディフェンス部分をどう直すかだが、
まず初見殺しが多すぎるのをなんとかすべきだと思う。敵がどこから来るのかが全く分からない仕様を見直すべき。
例えば、
現状このようなステージだが、どこから敵が来るのかを知らないがために致命傷を負うことが多々ある。

そこで、微妙な違いだがレースゲームの障害物の告知のようにアイコンが表示されるだけでも違うと思う。

2016年06月21日